個人的に好きな作品を掲載しています、厳しい締切と予算の中で気にいた作品が出てきたら追加していく予定です。
データ納品が当たり前になってから、出力したら色が違う、モニターでも微妙に違うと言われる事がよくありました。
こちらのPC環境と納品先のそれが違うのは当たり前、さらに業界全体のカラープロファイル意識が低いので、
モニターとプリンターの設定が正しくされていることはまずありません。
プリンタドライバは肌色がきれいに出るように設定されているため、何もしないでプリントすると赤くなります。
昔は電話で話しながら色調節して再送信の繰り返し、、
あげくに携帯で映してこちらではこんなにキレイに色が出てますって送った事もあります。
今でもまだ、そんなことをしてる人がいるかもしれませんね、、
最近ではメーカーサイトの画像が充実しているので、それをDLして先方が見ている画像をもとに作成できますし、
納品先にフォトショップ等画像処理ソフトを使える方がいれば、
納品データを色調節できる形式で渡すことで、色を見ないで調整&再送信なんて事はほとんどありません、、、?
昔々フィルムカメラの時代、一枚の写真を撮るのにアレコレ考えて撮っていました。
現像代が痛いので。
昔々小学生の頃、ナンチャラ大会に出すデカクて長いお習字の時はいつもイメトレしてから筆を取っ手ました。
早く終わらせたかったので。
昔々エアブラシでパースを描いていた時、完成イメージが見えない時は別の紙に試し描きをしてから本番に臨んでいました。
エアブラシのボード描きの修正なんてありえないので。
アナログの着彩作業は一発勝負の連続でした。そんな自分も今では CTRL+Zの魔法にかかってしまい、
CTRL+Z、レイヤーの透明度、調整レイヤーは必須です。
道具が変われば制作方法が変わるのは当たり前で、デジタル制作の多大な恩恵に預かってはいますが、
手描きのほうが要所要所の決断にかかる時間は短かったと思います。
お手軽お気軽に変更修正ができるが故に、クライアントに振り回されているのも事実ではないかと、、
一撃必殺はデザインの世界にはないと思っていますが、数打ちゃ当たるとも思ってません。
極めれば一撃必殺も出ます、そんな人達も知ってます。
スケッチを多量に描いて打ち合わせします、その人達。
せっかく便利なデジタルツール、”迷い”を誘発しないように上手に使っていきたいと、、
アナログスキルがあってのデジタルワーク、、、